サーフィンやってみたいな、かっこいいなと憧れる方も多いのではないでしょうか?
いざ始めるにあたってどんなボードを選べばいいか迷う方がほとんどだと思います。
ここでは初心者の方向けのボードの選び方をお伝えしていきます!
ポイント4選!サーフボードの選び方
ポイントは浮力があり、安定性に優れていること!
まず初心者は波に乗り感覚を覚えることが第一優先です。波に乗れることで楽しいと感じやすく続けることができすます。
種類
【主な種類は3つ】
- ロングボード
- ロングボードとは9フィート(約275cm)以上のサーフボードのことを指します。
- 特徴:厚み・幅・長さともあり、安定感があるため初心者に向いているとされています
- ファンボード:
- ミッドレングスボードとも言われます。7〜8フィート(約213cm〜約244cm)ほどの長さ で、ロングボードとショートボードの中間の長さのボードを指しています。
- ロングボードのような安定性とショートボードのような操作性があり、初心者の方や女性サーファー、久々にサーフィンをするという方に向いています。
- ショートボード:
- 長さが7フィート(約213cm)以下のサーフボードのことを指しています。
- 薄くて軽くクイックな動きができるのがメリットですが、浮力が小さいため初心者にとっては乗りこなすのが難しいのが特徴です。
※フィートとは:
サーフボードの長さを表す単位 1フィート 30.48cm
サーフボードのサイズは以下の順で表記されます。
長さ(フィート)× 幅(インチ)× 厚み(インチ)
私も最初はロングボードで練習しました。安定感があるためコツを掴めば1日で乗れました!
幅
幅が広いボードは安定性に優れ、浮力があるため初心者に向いています。
幅が狭いボードは操作性が良く、持ち運びやすいですが初心者がのりこなすのは至難の技です。
ロッカー
ロッカーとはボードを横に見た時の”ボードの反り(カーブ)”のこと!
ボードの反り具合によりボードが波に接する表面積が異なり、乗り具合も異なってきます。
- ロッカー(反り)が強いと
- スピードは遅くなるためので乗り手の技術が必要
- 操作しやすい動きやすい
- 不安定
- ロッカー(反り)が弱いと
- スピードは速くなる
- 安定している
以上のことから初心者にはロッカーが弱いものが向いています。
価格
ボードの価格はピンキリです。
中古で安いものもあれば何十万とするものも・・・・。
まずは自分の体格やレベルに合ったもの、そして価格とご相談してみてください。
基本をおさえよう
それぞれの名称
- デッキ:ボードの表
- ボトム:ボードの裏 水面に接する側
- ノーズ:ボードの先端
- ロッカー:ボードの反りのこと。
- ノーズロッカーとテールロッカーがある
- ストリンガー:ボードの中心部に入っている補強剤(木材)。 ボードの強度を高めるためのもの
- リーシュカップ:リーシュコードを留めるもの
- リーシュコード:サーフボードとサーファーを繋ぐコード。サーファーの足首につける。
- フィンボックス:ボードのボトム側にありフィンをつける
- フィン:サーフボードの舵取りの役割。フィンの数や大きさ、形状などの違いからサーフボードの動きが異なってきます。
素材
主な3種類
- ソフトボード:
- 柔らかい素材で作られており、ケガのリスクが低く安全性が高い。パフォーマンスは他の種類に比べたら性能は落ちるが、価格が比較的安く耐久性が高いため初心者向きです。
- PU:ポリウレタンで出来ているもの
- EPU:エクスパンダブルポリスチレンで出来ているもの
PUとEPUについては下記の表にまとめてみました!EPUは軽くて浮力のあるため初心者向きと言えますが、コストもかかります。何を重視するか検討してみてください!
PU | EPU | |
ポリウレタン | 素材 | エクスパンダブルポリスチレン (=発泡スチロール) |
EPUに比べて12%重い | 重さ | PUより軽い |
低い | 耐久性 | 高い |
高い 化学物質が使用され有害な排出物が生じることもある | 環境負荷 | 低い 再利用ができる |
安い | コスト | 高い 製造過程で技術的に複雑なため |
安い | 修理代 | 高い |
形状
テール:サーフボードの末端部分。様々な形があり、形によって動きが変わってくる。
【主な種類】
- スカッシュ:四角い形状のようなデザイン
- ラウンド:丸みを帯びた形状
- スワロー:つばめの尾のような形状
- ダイアモンド:ダイアモンドの角のような形状
レール:ボードの両サイドのこと。役割はレールを波に食い込ませて波に乗る。厚みがあるほど浮力があり安定性がます。目的別に様々な種類がある。
【主な種類】
- ボギシーレール:厚みがありローレールに比べ角ばっている。
- テーパーレール:厚さは薄く、丸みが少ない。
- ミディアムレール:ボキシーレールとローレールの中間の厚さ
ボード以外のおすすめアイテム
必需品
- フィン:サーフボードの舵取りの役割。
- リーシュ:サーフボードとサーファーを繋ぐコード。
- ワックス:サーフボードに塗り、サーフィン中に足が滑らないようにするための役割。
- ウエットスーツ:様々な種類があり、時期によっても異なる。
- 水着:ウエットスーツの下に着用。
- サーフポンチョ:外で着替える時などにおすすめ
- ウエットバケツ:用具を持ち運ぶための防水のバケツ(バック)
- ポリタンク・ポータブルシャワー:ボードや全身を洗うために必要。シャワーなどが借りれる場合は不要。
- ボードスタンド:ボードを洗ったりワックスを塗る際に必要となるボード用のスタンド
- 波情報アプリ
- ワックス用スクレーパー/リムーバー:ワックスを剥がすときに使用したり、ボードに塗られたワックスにスジを入れ、滑り止めの効果を上げてくれるアイテム。
あったら便利!
- 日焼け止め
- SPFとPFの値が高くウォータープルーフのものがおすすめ!
- 化粧落とし
- サーフィン後に日焼け止めを落とすため
- サーフキャット・ハット
- 髪や肌の紫外線対策には必須!水に濡れても視界を邪魔しないような硬いつばがあり、外れて流されてしまわないように固定できる帽子を購入しましょう!
- ブーツ・手袋
- 冬場、足を保温したり、保護してくれるもの。紫外線対策にもなります。
- クラゲ除けクリーム
- サーフウォッチ・腕時計
- セキュリティボックス・サーフロック
- 車の鍵などをしまうためのもの
まとめ
サーフィン初心者の方に向けたボードの選び方について解説してきました。
まずは浮力があり、安定性に優れているボードを選びましょう。
中古でお手頃価格で販売されていることもありますが、わからないことも多いと思うのでお店に行き店員の方に聞きながら購入しましょう。
また、最初はスクールに入学しウエットスーツやサーフボードをレンタルしながら練習していき、ある程度慣れてきたらボードを購入するのもおすすめです。
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